復活の証拠

人生の中で最も大きなストレスは、伴侶との死別だと言われます。脳のレントゲン画像を研究している人は、うつ病統合失調症の患者の扁桃体に傷が出来ていると報告しています。大きなストレスに会うと、脳に傷が残ってしまいます。他にも、左前頭葉の血流が少なくなることも知られています。

 

前頭葉はストレスに会った扁桃体の興奮を静めているそうです。うつ病の場合、前頭葉の血流が衰え、扁桃体の興奮を静めるブレーキが働いていないことが考えられます。興奮した扁桃体ではドーパミンやコルチゾールなどのストレスホルモンが過剰になって、それらは神経毒ですから、扁桃体に傷を作ります。

 

朝ドラ「花子とアン」では、親友の蓮子さんが息子を戦争で亡くして、白髪になってしまいました。本来、聖母マリアマグダラのマリア達は十字架刑の後、ひきこもりになって喪に服してもおかしくないはずですが、使徒達と共に喜びながら神を賛美していました。ラザロみたいな事件があったのでしょうか?

 

ラザロが生き返ったような事件。聖母マリアや使徒達を絶望の悲しみから救い出すような奇跡があったのでしょうか?
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フォロワーさんの中にも、心の病に苦しまれている方がおられます。愛する肉親を亡くされた方もおられます。大なり小なり、ストレスを受けた人の脳では扁桃体に傷が出来、傷を癒やす為には時間や治療を要します。心の傷を持った人なら気づくはずです。何故、聖母マリアや使徒達は鬱にならなかったのか?

 

失恋、伴侶との死別などを経験された方なら分かるはずです。何故、聖母マリアマグダラのマリア達は心に傷を負わず、喜びながら神を賛美することが出来たのか? 十字架刑の絶望から聖母マリア達を救い出し、心に傷を残さなかった事実は、イエスが復活した科学的証拠ではないでしょうか?

 

もう一つの証拠が、ペトロを始めとする使徒達です。ペトロは自分達を度々、復活の証人だと言っていますが、どこに証拠があるのでしょう? ここでも聖母マリア達がヒントになります。もし、使徒達が嘘を言っているならば、鬱になってひきこもっているはずの聖母達がついていくはずはありません。